輸入木材は、実は二酸化炭素が少ない!!

 

地球の温暖化は、現在では世界が抱える喫緊の課題になっています。毎日の新聞やテレビのネットのニュースでも温暖化問題が話題にならない日はありません。それはどの大きな問題ですが、輸入木材は地球温暖化の防止にも一役買えると思っています。なぜなら木の文化を築いてきた日本は、もともと二酸化炭素を上手に利用してきており、その技術は世界に誇れるものだからです。これは言うまでもありません。地球の温暖化の原因は、産業活動から出てくる二酸化炭素が主な原因といわれています。石油や石炭を燃やすと発生する二酸化炭素が上空を覆ってしまい、「温室効果」となって、発散される太陽エネルギーを溜め込むのです。その結果、地表の温度が上昇すると考えられています。

 

この問題に関しては科学者から異論も出されていますが、地球の温度が少しずつではあっても、上昇している事実は間違いないのです。二酸化炭素を減らすことはたしかに必要なことです。しかし、世の中に流布されていることで正確でないと思うのは、産業活動が槍玉に挙げられていることです。たしかに産業活動は二酸化炭素放出の大きな要因ではありますが、実をいえば個人の生活が原因のほうがトータルとしては大きいのです。ですから、個人の生活でなるべく二酸化炭素を出さない努力が大切になってきます。また、輸入木材がどういう関係にあるかというと、輸入木材を使った家で生活すると、昔ながらの木造住宅の良さを取り戻せるので、太陽エネルギー消費が少なくなるのです。必然的に省エネ生活ができるようになります。また、抗菌加工やカビ対策にスプレー商品などを使わなくなるので、このことも二酸化炭素の放出削減に寄与します。さらに輸入木材の普及によって林業が再生すれば、日本の森の健全化に役立つ。実はこのことが地球温暖化の防止には一番役立ちます。なぜなら地上の二酸化炭素の吸収源は森林だからです。

 

輸入木材のメリットは、まだほかにもありますが、こうした森の恵みの多くは広葉樹林あってこそなのです。針葉樹林ばかりの森では、森の恵みは大きく減殺されてしまいます。そこで私たちは、もっと広葉樹を植林して、古代の日本の森を取り戻そうとしているわけです。これこそが輸入木材の魅力です。昔あった日本の森の姿を残しているのは、戦後の乱伐を奇跡的に免れた山林がその好例です。日本の山林は、カシ、シイ、タブ、クス、ツバキといった常緑広葉樹が共棲する、いまでは珍しくなった天然林です。