買って気がつく見えない費用【自宅】

自宅のリスク

「自宅はお金がかからない」というのは、世間知らずというか、浅はかというか、当然知っておくべきであるにもかかわらず、あまりにも何も知らずに自宅を買ってしまう人の思い込みにしかすぎません。あえて目をつぶって、どうにかなるという見切り発車が、金銭的な破綻を招く恐れもあります。かかるべきお金はかかるものとして、事前に知っておかねばなりません。目をつぶってしまってはいけません。思考停止に陥ってはいけません。買って気づくようでは手遅れです。

 

自宅は金食い虫

いったい自宅を買うとどのような費用がかかってくるのか、事前にそのリスクと影響度を知るべきです。そのうえで、そのリスクに耐えられるのかどうか、きちんと目論見を立てておくべきです。もし、あなたが耐えられないのであれば、あるいは、そうした費用負担が合理的でないと思うのであれば、自宅を買うべきかどうか、再検討すべきです。そして、サラリーマン人生の最後にもらえる退職金ですが、この存続も怪しくなっています。企業は退職金支払いの重圧に耐えきれなくなってきており、退職金の額を減らす方向に舵を切り始めています。一部の企業で、退職金前払い型で月額給与を増やすことができる選択制が生じたのはその表れです。退職金が少なくなれば、退職金を使って、最後にローンを完済してしまおうという私たちの親の世代が使えた最後の手段が使えなくなるのです。

 

 

 

「自宅」は金食い虫!!

同じ東京でも23区内を離れて都下になると、50坪の新築戸建て(もちろん家屋十土地)で5000〜6000万円程度。青山の土地だけで3億円と比べ、かなりの価格差があることは一目瞭然です。城東エリアといわれる下町のあたりも、大体同じぐらいでしょう。床下の換気口床下に5m間隔で換気口が開いているかどうか。足りなければ家の中に湿気がたまるのです。補強状態とくに木造軸組工法では筋交いなど補強部材が重要。金具での補強箇所もチェックしましょう。工法の特性木軸組工法なら防虫対策、2×4なら通気対策など工法ごとに必要な処理をチェックが必要です。これがさらに地方に行くと、東京近県の茨城や山梨あたりで50坪の新築戸建てがおそらく2800万円から3800万円程度で購入できます。

 

一方の戸建ては、マンションのように管理費や修繕積立金を毎月おさめることはありません。その代わり、個々で数年に一回シロアリを駆除する、外壁を修理・塗装するなどのメンテナンス費用が発生します。外壁を塗り替えるだけでも50万円程度は必要になります。こうした出費についても念頭において、「お金」のことを考えていきましょう。では、どのようなエリアのどのような物件が、いったいいくらぐらいするものなのでしょうか。もう少し具体的にみていきましょう。