家づくりは結婚相手を選ぶようなものです!

家選定理由

家づくりのパートナー選び

家づくりとは、結婚相手を選ぶ以上に、大きな決断を迫られます。動く金額も、それまで使っていた額とは比べものになりません。そしてその決断が建物自体の性能や使い勝手だけでなく、生活環境や住宅ローンの返済まで、つまり家族の生活と家計に密接に影響を与え続けるのです。結婚の失敗も精神的な苦痛は小さくありませんが、家づくりの失敗は精神的苦痛だけでなく、経済的にも大きな負担を背負うことになります。こうした大きな決断を誰にも相談することなく、直接「販売相手」の業者と交渉し、結論を迫られるというのが、今の日本の家づくりです。つまり、「販売相手」の情報のみで判断しているのです。相手が良心的で心のこもった家づくりをしていればいいのですが、そんな人ほど広告宣伝も営業も苦手で、一般消費者には知られにくいものです。

 

 

家選び

家づくりのパートナー選びに関しては、私のお客さまでお茶の先生をしている方がいますが、この方もコーポラティブハウスを選び、すべての部屋を和室にして炉まで作りました。通常は40分ほどで到着する道のりが、混乱による渋滞で4時間もかかりました。現地で車を降りると、そこに広がっていたのはまるで戦後のような風景です。マイホームの買い時と大きな魅力を考えるマイホームなんて夢のまた夢です。家選びは結婚相手選びと言えるでしょう。確かに高い買い物ですが、ここ数年は買う側に有利な状況が続いています。その現況を大まかに見てみましょう。40代以降は自己資金がカギ40代は、子供がいれば学費や仕送りなど養育費の負担が大きくなる頃です。 30年以上のローンを組むと返済が老後にかかってしまうので、借入額を少なくするか、養育費が小さくなったら返済額を増やすなど、やりくりの工夫が必要になるでしょう。50代でのマイホーム購入は、返済期間がそう長くないことを考えると、まとまった自己資金のあることが条件になります。この条件は60代にもあてはまります。

 

もう一つは設計コンペです。設計事務所では仕事を得る手段として、公共施設や商業施設、住宅といったあらゆる設計コンペへの参加が日常化しています。それに加えて、近年はマイホーム取得に有利な状況がいくつかあります。一つは、金利が低いこと。 1980年代には住宅金融公庫もう一つは、建築技術全体の発達により、住宅建築のコストが下かっていること。もちろん物件によって個体差はありますが、同じ条件なら昔より実質的な費用は安くなっています。もちろん、採用されなければ収入はゼロです。家選びは結婚相手選びなのです。それはまだいいとして、ほとんどのコンペがクライアントの顔を見ずに進むので、私がダムで実現しようとしていだお客様の顔が見える設計というテーマに相反してしまうのです。

 

また天井から壁から九州産のヒバで統一している方や、パークハイアットのようなガラス張りのバスルームを作ったご夫婦もいらっしやいます。水周りをいじるのは中古マンションではむずかしいのですが、コーポラティブなら1からの設計できますので、こうしたことも可能なのです。家選びは結婚相手選びと似ています。