二世帯住宅のプランほどよい距離感が決め手!!

二世帯プラン

 

価値観の異なる2つの家族が共に暮らす二世帯住宅。お互いの独立性を保ちながら豊かな触れ合いもほしい、という欲張りな住まいの形は、家族全員がホンネで話し合うところから、少しずつ姿をあらわしますお互いの違いを認め合う ところからスタート二世帯住宅はとこを共有し、どこを分離させるかによって、イラストのように6つのタイプに分けることができます。一つ屋根の下に、2世代・3世代がにぎやかに暮らす同居型から、プライバシーを尊重した完全分離型まで、距離感はそれぞれ。ライフスタイルに合わせ、賢く選択したいものです。そのためには、お互いの生活パターンを把握し、違いを認め合うところからスタート。平日と休日のタイムスケジュールを紙に書いてみると一目瞭然です。食事の好みや調理の得手不得手、来客か多いか少ないかなども話し合って。どこを共有できるか、別々にするべきかを判断する目安になります。

 

 

価値観のズレがでやすい 水回りと音の問題

二世帯住宅の設計では遠慮があってホンネを言えない、という人が出てくるものです。建築家やハウスメーカーの営業マンに開に入ってもらい、個々の意見を引き出してもらいましょう。不満を抱えたままプランか進行すると、将来に悔いを残すことになりかねません。とかく建築費用のかかる水回り。キッチンは別々に設置しても、浴室と洗面脱衣室は、コストダウンを考えて共有という住宅は多いものです。ただし「長風呂が楽しめない」「落ちている髪の毛がイヤ」など感覚的な文句の出やすいスペース。家庭によっては少々贅沢でも、2ヵ所に設けた方が正解ということも考えられます。トラブルで目立つのが「音」。日常の生活音に加え、小さな子どもがいれば飛び跳ねる足音や、ものを落とす・引きずるなど騒音は避けられません。特に親世帯が1階、子世帯が2階と上下で住み分ける場合は、部屋の配置に工夫か必要です。

 

一方、二世帯住宅は困ったときにすぐ助け合える、共働きの子育てをサポートしてもらえる、人生経験豊かな祖父母と触れ合うことで、子ども達がマナーや伝統文化を身につけられるなどのメリットが。独立性の高い二世帯住宅でも、親世帯と子世帯が自然と出会える中庭やデッキなどは設けたいもの。内部に行き来のできるドアをつくる住宅も。交流の楽しめるプランを一考してみましよう。

 

 

 

マネーはここをチェック!!

●建築費と諸費用

頭金はどちらがいくら用意する? ローンの返済計画は? 諸費用も見逃せません。あらかじめ書き出して、分担を決めておきましょう。

 

●固定資産税と都市計画税

家を所有すれば税金を支払う義務が。区分登記をするには、設計上の制限があります。共有名義の場合は、その割合をどうするかマネープランの段階でクリアにしておきます。

 

●メンテナンス費用

家を維持するためには、10年、20年後に100万円単位のメンテナンス費用が必要。一緒に積立貯金をするなど、あらかじめ計画しておきましょう。

 

●光熱費、通信費

電気、ガス、水道などメーターを世帯別にしておくとトラブルが防げます。同居型であれば、いくら分担するか決めておきます。

 

●相続対策

ほかに兄弟がいる場合、将来、土地と建物の相続をめぐり問題になるケースが。建てる前に家族会議を開き、了解を取っておくと安心

 

 

二世帯住宅のライフスタイルはここをチェック!!

口起床時間と就寝時間

 

口来客は多いか少ないか

 

口洗面や浴室を使う時間帯  

 

口寛ぎスタイノレは床座か椅子か

 

口食事の好みや、調理の得手・不得手

 

口趣味のスペースが必要か

 

口家で過ごす時間が長いか短いか 

 

口収納スペースはどのぐらい必要か

 

口休日の過ごし方

        

 

 

窓・建具・床材を知って おしゃれなインテリア空間を演出

住まいの印象にも関わってくるのが、窓や扉。床といった細かな部材です。プランニングと一緒に考えたい場所でもあるので、それぞれの種類と役割を知って、居ごこちのよい空間を手にいれましょう。

 

 

目的や形、開閉方式で 窓の種類は多種多様

窓は、窓枠であるサッシとガラス、大きさやデザイン、問閉方式、設置場所などさまざまな要素の組み合わせでできています。窓を選ぶことはこれらの組み合わせを選ぶことであり、住宅プランのなかでももっともバリエーションが豊富な部材です。そのため、形や大きさの選び方によって、室内の雰囲気や外観の印象は大きく変わります。部屋のどこに取りつけたいのか、どんな機能・デザインがはしいか、問取りと一緒に多面的にチェックが必要です。

 

 

注意したい契約時の私の失敗談

営業マンの印象がよく、プランづくりも順調に進みました。いくつ か要望は出したのですが。メモを取っていたので任せたままに。そ して先方の指定日に契約し、着工。しかし現場へ見に行くと窓が小 さかったり、勝手口の出入りが不自由だったり、収納がなかったり ……。設計図を確認すると要望がまるで反映されていません。しか し、契約時に確かにこの設計図はあったのです。結局、追加工事も わずらわしくてそのままになってしまいました。(千葉県/河合さん)

 

 

建て替えを急ぐあまり、担当者に「工事を始めるにはまず契約が必 要」といわれるまま安易に契約していましました。その時は、現場を担当する職人はベテランで、柔軟に対応できるので、いつでも変 更できるといわれたのですが、追加工事は別途費用になるし、何か と理由をつけて、結局は追加工事もしたがらないのです。契約後は 施工先の立場が強くなるというのは本当でした。プ囗なら何でもできると思わず常識レベルで考えるべきでした。(兵庫県/Aさん)

 

知り合いの建築家に設計を頼みましたが、工務店は近所のところを 使うことにし、工事請負契約も自分で工務店と交わしました。しか しふと不安になり手元の資料を見ると、約款がありません。すぐに建築家に相談して工務店に交渉をした結果、不備を認めて契約書を 作り直してくれました。もし気づかないまま、工事中にトラブルが 起きたり、住んでから不具合が出たりしたらと考えるとぞっとします。事前の確認が大事だと実感しました。(岡山県/Bさん)