建てた後も金をむしり取る【ハウスメーカーのメンテ・リフォーム】

アイフルと公式資料請求

 

一般的に、40坪の家の屋根と壁の塗装工事をした場合、原価は120万円前後です。しかし、見積もりの通り相場には、350〜600万円の金額が提示されるはずです。外壁や屋根工事は面積も大きく、工事自体が内装工事よりも 比較的派手に見えるので、高い金額を提示しやすいのです。こうした行為が10〜15年のスパンで繰り返されます。これほどおいしい仕事を、ハウスメーカーがみすみす放っておくはずがありません。

 

平成20年度の、リフォーム売り上げのベスト20を下で紹介しています。2位から9位までが、ハウスメーカーのリフォーム事業部です。最初この表を見たとき、私は実に不思議でした。CMもほとんど流れていないので、大手ハウスメーカーがリフォームをしていること自体知らなかったのですが、現実には莫大な売り上げがメーカーにはあるのです。そして売り上げの大半は、屋根や外壁の工事だそうです。これは、屋根や外壁の寿命が短いことを証明しています。数年でメンテナンスを必要とする材料を使用して家を建て、点検を行っていれば、当然ながらメンテナンス部分は見つかります。だからCMが必要ないのです。新築は、新規顧客を集めるため莫大な広告宣伝を必要とします。しかしリフォームは、OB客だから自然と集めることができるのです。

 

有名な芸能人が出ているCMに感動して豪華な展示場やモデルハウスを訪れ、徹底的に教育された営業マンの接客を受ける。そして住宅ローンを組み、夢のマイホームを購入した瞬間から、計算されていない、メンテナンスという見えない費用との戦いが始まるのです。どこかおかしいけれどこれが、現在の日本の住宅業界の図式なのです。

 

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メンテ・リフォームで荒稼ぎの大手ハウスメーカー!!!

わずか30年ももたない住宅が乱立している日本は今、リフォーム業界が大盛況しています。これは国策であり、ハウスメーカーと政治家の癒着が大きな原因です。リフォームはリサイクルであり、エコであると推奨されています。しかし、本当にそうなのでしょうか。私は、建材メーカーがマスコミを利用して作らせた、慣習であるように感じます。もちろん、本当に必要なリフォームもあります。むやみに家を解体して、廃棄物を多くするよりは、エコなのかもしれません。しかし、我々がリフォームに関してまひしていることも、否めないのではないでしょうか。10年で外壁リフォームが必要なことを、当然だと思っていませんか。そんな住宅は私から言わせれば、「欠陥住宅」です。私の考えるリフォームは、部屋の問取りを変えたり、バリアフリーの家にしたりして、より住みやすい家にすることです。外壁が駄目になったから修繕することが、リフォームだとは思っていません。それは、リフォームと言うよりもむしろ、欠陥品のメンテナンスと言ったほうが適切です。ハウスメーカーの家づくりに関しても大きな疑問を感じます。

 

そういう私も、以前は完全にまひした工務店経営者でした。今では懺悔の日々です。当時はコンクリート製のサイディングの無塗装材を使って、現場で吹き付けをする工法が主流でした。だいたい築5〜8年ほどで、コーキングは切れ、色がはげてしまうので、お客様から再塗装の話を頂くと、当然のように現場に行き見積もりをしていました。これは欠陥です。築10年もたっていないのに、数百万円もするメンテナンスを受けなければいけないのは、やはり欠陥です。カナダ、アメリカ、ヨーロッパでは、絶対に考えられないことです。我々の周りで、あまりにもこうした現象が多いので、感覚がまひしているのです。実際に私は、自分の家でも、こうした現象を味わいました。私は最初に建てた家を、築15年で解体しました。解体の一番の理由は、外壁にサイディングを使ったことでの劣化と結露でした。私か自宅を建てる3年前、父はうちの横に土壁作りの日本家屋を建築しました。私の自宅は今から5年前に解体しましたが、父の家は、今でもメンテナンスーついらないのです。同じ場所であるのにもかかわらず、このような大きな違いが生まれてくるのです。私の採用した工法が、いかに風土に合っていなかったか、疝切に思い知らされました。こうした状況を体感し、海外の住宅事情を勉強して、やっと現在の工法が欠陥だということに気づきました。

 

 

 

ハウスメーカーの10年保証・30年保証に騙されるな!!

国が定めた木造住宅の保証期間はご存知でしょうか。みなさんのなかには、すべての項目において10年保証されていると思ってる方もいるでしょう。しかし、10年保証は骨組みだけで、他の部分においては1〜2年しか保証がないのがほとんどです。すべてが10年ではないのです。このサイトで何度も取り上げてきたコーキングは、外部の雨漏りを止める大事な部分なのに、その保証期問はたったの2年です。2年後に、コーキング部分が、劣化損傷し、雨漏りをして数百万の被害にあっても、それは自己責任となってしまうのです。実際、コーキングは5年程度で劣化します。これは、国ぐるみで、寿命の短い建物を奨励しているようなものではないでしょうか。ハウスメーカーと政治家が癒着していることが原因です。

 

現在、わずか26年と言われる日本の住宅寿命を延ばすための法律が施行されているのをご存じでしょうか。一般に『200年住宅』『長期優良住宅』と呼ばれるこれらは、長く住み続けることができるような丈夫な家造りを、推奨する法律です。しかし、これもくだらない施策です。この法律で認可されている家にも、前述したコーキングを用いるコンクリート製のサイディングを使った建物が多く存在するのです。実際、長期優良住宅に認定された建物は、従来建てられた一般の住宅よりは、長持ちするものにはなっています。しかし、そこには何十年もの問にわたって、数年ごとの点検、メンテナンスが義務づけられているのです。『長持ちはするけど、メンテナンスは必要ですよ』という解釈です。それくらいの知識レベル、認識しか住宅に対して持っていないのが、日本の官僚の実態です。また、大手建材メーカーの資材が使われるように、我々の知り得ない場所で、何かの力が働いているのかもしれません。このように、国自体の住宅に関する感覚がまひしている状態では、建築業界の人問もユーザーも、簡単にまひしてしまうのは仕方ないのかもしれません。

 

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