保険屋の営業マンのトークは信じるな!!

保険営業マントーク

 

ここでは、保険屋の営業マンの巧みな営業トークについてご紹介しています。あなたをあの手この手で加入させようと、様々なトークで誘惑してきます。具体的なトークを例に、詳しく解説しています。

 

 

今の時代、8,000万円の死亡保障は当たり前ですよ

これは多くの営業マンが言うことです。いろいろと説明を聞くと、確かに8000万円必要という根拠がありそう。中にはPCで必要保障額をはじき出してくれる保険会社もあります。しかしちょっと待ってください。必要保障金額の算出方法には一般につぎの問題点があります。

 

@遺族年金や死亡退職金が考慮されていない場合が多い。
A夫に万一の場合も、妻は一生働かないとしている。
B夫が死んで収入が途絶えても、支出を抑えるなどの努力はまったくしないものとしている。
C夫や妻の実家からの援助は決してあてにならないものとしている。
Dこどもは私立の大学に進み、奨学金は受けず、結婚資金まで母親に頼るつもりでいる。

 

つまり8000万円とは生命保険以外まったく何もあてにできないと仮定した数字なのです。PCでの試算も、前提条件(インフレ率や昇給率など)を変えるだけで数字は違ってきますから、結果を鵜呑みにするのは考えもの。公的な補助や自助努力で補える分を考えると、必要保障額はもっと小さくなるはずです。

 

 

 

『定期付き終身』の「更新型」は「全期型」より保険料が安いですよ!!

更新料が気になるという方が多いようです。『定期付き終身保険』で、同じ保険料でできるだけ大きな保障を買うには、つぎの2つの方法があります。

 

@掛け捨ての定期部分を大きく、貯蓄性のある終身保険部分を小さくする。
A定期部分を「全期型」から期間10年や15年の「自動更新型」に変更する。

 

これが顧客のニーズに合っていれば別に異論はないのですが、特に「更新型」はくせ者です。定期部分の保障期間を短くすることで、確かに当初の保険料は多少安くなります。しかし10年または15年後の更新のとき、同じ保障額で更新しようとすると、保険料は大体、年数万円〜十数万円単位で値上がりしてしまいます。たとえば30歳男性が4000万円の『定期付き終身』(60歳払い済み、終身部分200万円、準有配当型に加入する場合、定期部分が60歳までの「全期型」なら年払い保険料は30万9260円。これを「10年吏新型」にすると16万2026円になります。ところが「更新型」は10年後に21万6138円に、20年後に36万2360円にはねあがります。

 

保険料がどれだけ値上がりするかは、保険の設計書にも目だたないようにしか書かれてないし、契約の際も十分説明されていないのが現実のようです。これが「更新型」に加入する前に、更新時にはいくら値上がりするのか、「全期型」と比べてどうかは事前に十分チェックしておくべきです。

 

 

『定期付き終身保険』は、年金や介護保険よりお得ですよ」!!

これは考えればすぐにわかるのですが、たいていの『定期付き終身保険』や『終身保険』は、保険料の払込みが終わった時点で、終身保険部分を『介護保険』や『年金』に変更できます。保険会社によって組み合わせがお得と言えるでしょう。一見とても便利そう。特に、あんまり先のことまで考えられないという人にとって、将来選択肢がたくさんあるというのは魅力的で、とりあえず契約して損はないという気持ちにさせてくれます。しかし本当にそうでしょうか。

 

『終身保険』を『年金』に変更するというのは、死亡保障がなくなる、または減るということです。60歳以降死亡保障が必要ないのなら最初から『終身保険』に入る必要はありません。これは保険の基本です。『終身保険』が本当に必要な人は途中で保障を削ったりなくしたりしては困ります。セールスマンの職務は、お客さんのニーズをきちんとくみ取ってそれに合う保険を設計して販売することです。ですが「この保険は将来何とでもなるからこれ
にしましょう」なんて、とんでもない話です。本末転倒です。

 

60歳以降に『年金』が必要なら最初から『年金』に入る方が絶対に得です。「介護保障」が必要だと思う人は『終身保険』とは別に『介護保険』に入るべきです。30歳男性が4000万円の定期付き終身保険(終身部分300万円、定期部分60歳まで)に加人して、60歳で個人年金(20年確定)に切りかえると、年金額は10万円弱です。対して最初から同じ型の年金に加人すると保険料同額で年金額は100万円以上となるのです。

 

 

独身の女性でも両親のために保険には入るべきですよ!!

若い女性向きに売られている保険の一つに『生存給付金付き定期保険』というものがあります。これは、掛け捨ての『定期保険』に数年ごとのボーナス(生存給付金)をつけたもの。たとえば、10年問1000万円の死亡保障があり、3年ごとに30万円のボーナスが出るというような保険です。掛け捨ての『定期保険』で死亡保障の機能だけしかないと、若い女性はなかなか入ってくれません。自分で受け取れない死亡保険金のために保険料を納めるなんて考えられないのです。そこで生存給付金というおまけで「貯蓄性」という色を付けたのが『生存給付金付き定期保険』です。「医療保障特約」もついているのが普通です。

 

これは、はっきり言ってとても中途半端な保険です。独身女性にはまず、死亡保障は必要ありません。生存給付金を目当てに加入するより、竚通の積立貯蓄をするほうがずっと利回りは良くなります。医療保障は『医療保険』に加入すればいいのです。勧誘されてもこの保険には加入しないことです。すでに入っている場合は、即解約です。

 

病気や怪我で入院したときのために『医療特約付き終身保険』に!!

女性向け保険とはいったいなんでしょう。実は、商品そのものは『終身保険』だったり『定期付き終身保険』だったりで、一般の商品と同じなのですが、ネーミングを変え、パンフレットを女性向けに作って売っています。各社共通なのは医療保障をうたい文句にしているということなのです。「この保険には「医療特約」が付いているので十分な医療保障が安心を約束します」というのです。女性疾病に保障の厚い「女性医療特約」があるところもあるのです。

 

しかし、考えてみてください。医療保障のために『終身保険』や『生存給付金付き定期保険』に入るのは、なんとも変な話です。お菓子のおまけが欲しいために、食べたくもないキャラメルを買うようなものです。医療保障が必要なら『医療保険』に入ればいいのです。簡単な話。ただし、現時点で人手の生命保険会社は単品の『医療保険』を売っていません。医療保障のためには何か主契約となる保険に入って、「医療特約」を付けるしかないのです。

 

でも、探せばお菓子のおまけだけを売っているところもあります。個人で加入できる単品の『医療保険』は、外資系の保険会社や中堅の目本の生命保険会社が扱っています。保険料は、20代の女性なら月々3000円くらいから、40代男性なら月々5000円くらいからあるのです。よけいな死亡保障が付いていない分、当然保険料もグンと安くなるのです。

 

 

 

老後のための年金は早いうちから入った方がお得ですよ!!

『年金保険』の注目度は年々アップしています。公的年金はあてにならないし、高齢化は進むし、独身者は増えるし、こどもは少なくなるしこれは必然的な流れと言えるでしょう。

 

最近は20代や30代での「個人年金」への加入が増えていますが、実はあまり早くからの加入は考えものです。『個人年金』に払い込んだ保険料は老後のために固定されてしまい、他の目的のために使えないからです。先に住宅資金やこどもの教育資金を準備しましょう。以前は高利回りだった『個人年金』も、予定利率が下がって決して魅力的な商品とは言えな
くなりました。あわてて加入する必要はありません。40歳くらいからで十分でしょう。

 

 

 

個別に入るより夫婦保険のほうがお得ですよ!!

保険料が「割安」というのは、何といっても魅力的なことです。すでに入っている保険に若干の保険料を上乗せするだけで、二人分の保障が得られるということになれば、その気になる人もいるでしょう。ですが、割安になっている分、二人が別々に保険に入るのとは保障の形や金額が異なるのです。

 

考えたいのは、そもそも夫婦ともに死亡保障が必要かということ。妻に死亡保障が必要な場合はほとんどありませんし、必要な場合でも少額となっています。「夫婦保険」は死亡保障金額を白‥由に設定できないので、とっても不自由なのです。結局、割安だからといって不必要な保障を買うことになります。バーゲンで安いからといって乗らない車、着ない服、履かない靴を買うようなものです。それに、保険は本来別々に入るべき。離婚が増えている世相にも逆行していると言えるでしょう。

 

 

 

老後のための年金は早いうちから入った方がお得ですよ!!

『年金保険』の注目度は年々アップ。公的年金はあてにならないし、高齢化は進むし、独身者は増えるし、こどもは少なくなるし、また親の万一のときに備えるには、親白‥身が保険に加入するべきです。

 

保険会社が『こども保険』をすすめるのは、この商品が親だちと親しくなるきっかけになるから加えて保険の満期時に満期保険金を適応して、そのこどももまた、自分の会社のお客として取り込むことも狙っています。親が保険にきちんと入り、教育費は『こども保険』より貯蓄で貯めることを強くすすめます。